音楽ジャンル「ハウス」とは何か?(意味・語源・由来・歴史は?) |
|
音楽のジャンルに、「ハウス」というジャンルがありますが、「ハウス」って
何を指しているのでしょうか?ハウス(家)から音楽を連想させる事が
できなかったので、早速、調べてみる事にしました。
ハウス(house)とは何か?(意味・特徴)
ハウスとは「ハウス・ミュージック(house music)」の事を指し、
1977年にアメリカ合衆国シカゴで誕生した音楽ジャンルの事を言います。
特長としては、「アップテンポ」、「4つ打ちのリズム」、
「極めて短い音・同じメロディーラインを何度も繰り返す小節」が特徴
となっており、日本のクラブでもハウスミュージックがかけられ人気を博しています。
ハウス(house)の名前の由来は?(語源)
ハウスの名前の由来は1977年にオープンしたゲイ・ディスコ「ウェアハウス」
からきています。アメリカで有能なDJであった「フランキー・ナックルズ」は
「ウェハウス」の主力DJとしてニューヨークから招かれ、「アップテンポ」、
「4つ打ちのリズム」、「極めて短い音・同じメロディーラインを何度も繰り返す小節」
が特徴の曲を披露し、人気を博しました。そこで、彼がプレイしている
音楽を地元のレコード店が「ハウス・ミュージック」と称して販売したのが
「ハウス」の語源だと言われています。
ハウス(house)の歴史は?(起源)
ハウスの起源は、第二次世界大戦時(1939-1945年)のパリに遡ります。
第二次世界大戦中、パリではバンドの生演奏が困難になった事から
ナイトクラブでレコードを代わりにかけるようになりました。この生バンド
の代わりにレコードを掛ける「ディスコ(クラブ)」は1960年以降、
アメリカのニューヨークのゲイ(同性愛者)の黒人・スペイン人の間で
広まりました。当初、掛けられる音楽は、ファンクやR&Bでしたが、
1977年にアメリカで有能なDJであった「フランキー・ナックルズ」が
「ハウス」と呼ばれる新たな音楽ジャンルを生み出し、
世界へ広まっていく事となりました。
日本では、1980年代後半頃より、アメリカでの人気を受けて
ハウスを主体とするDJが登場するようになりました。
1980年に単身ニューヨークに渡り、ハウスを日本に伝導した
高橋透を筆頭に、NORI、富家哲、中村直、EMMA、木村コウ、
テイ・トウワ等のDJが登場しました。
テイ・トウワ:「FREEDOMMUNE 0<ZERO>」
|
|
mixiチェック
|
音楽ジャンル一覧(豆知識) |
|