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音楽ジャンル「ユーロビート」とは何か?(意味・語源・由来・歴史は?)

浜崎あゆみ、安室奈美恵、globe、MAX、V6等のアーティストの曲

の中には「ユーロビート」と呼ばれるジャンルの楽曲がありますが、

ユーロビートの意味や特徴・語源・歴史はどうなっているのでしょうか?

早速、調べてみる事にしました。


ユーロビート(EUROBEAT)とは何か?(意味・特徴)

ユーロビートとは、主に電子楽器を使用したダンス・ミュージックの一種です。

1970年代に、イギリスのナイトクラブ(ディスコ)から誕生しました。

特徴としては、「120〜160BPM前後の速いテンポ、「歌唱のない部分

8小節の「シンセリフ」と呼ばれる音楽楽器(シンセサイザー)でのアップテンポ

心に残るメロディー」、「Aメロ、Bメロ、サビと同格なテンポ」があげられます。


ユーロビート(EUROBEAT)の名前の由来は?(語源)

ユーロビートの語源は、1985年12月、英国の音楽雑誌「レコード・ミラー」が、

イギリスで人気のダンスミュージック「ハイエナジー・チャート」の名称を

テンポが速くアップテンポな曲が増加した為、「ユーロビート・チャート

に変更したことがあげられます。英語でユーロ(Euro)とは、「ヨーロッパの」

という意味、ビート(Beat)とは、「連打する・たたく」という意味を持っています。


ユーロビート(EUROBEAT)の歴史は?(起源)

ユーロビートの歴史は、1970年代のイギリスまで遡ります。

1970年代のイギリスではディスコ(ナイトクラブ)が盛んで、そこでは、

ドラムマシンのクラップ音を頻繁に使用、電子機器を使用、

ベースは曲でテンポを刻むように低音と高音を交互に刻む、といった特徴を

持つダンスミュージックが流れていました。イアン・レヴィンは、ダンスミュージック用

の曲として、ディスコ・ヒット”ハイエナジー”という名前の曲を1984年

発表しました。そして、上記のような特徴を持った曲は"ハイエナジー"

呼ばれるようになりました。その後、1985年12月にイギリスの音楽雑誌

「レコード・ミラー」が、テンポが速く、アップテンポな曲が増えた為、

「ハイエナジー・チャート」の名称を「ユーロビート・チャート」に変更しました。

しかしながら、ユーロビートは次第にあきられ、1987年には

「ハイエナジー・チャート」に名称が戻されましたが、日本でのみ、ユーロビート

ブームが巻き起こりました。日本では、1980年代後半から1990年代前半

にかけて「ザッツ・ユーロビート」というコンピレーションCDがアルファレコードから

発売され、ブームに火をつけると、荻野目洋子、安室奈美恵、浜崎あゆみ、

globe等が次々と楽曲を発表し、ユーロビート旋風を巻き起こしました。

日本では現在でも、多くのCDが発売されています。

浜崎あゆみの「evolution」
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